以前から気になっていた旧河和海軍航空基地関連の展示が美浜町生涯学習センターで９月２日（日）まで開催されている事を新聞記事で知る。今日は雨、特に予定もなかったので、出掛けて見ました。南知多道美浜ＩＣの西から体育館方面に南へ進むと直ぐ水野屋敷記念館がある。直ぐ西へ曲がると図書館に併設された会場に到着する。展示は２Ｆへ続く階段から始まる。内容については美浜町ＨＰを参照下さい。遺構はこのＨＰを御覧下さい。さて実の目的はこれより南に新設された「町民の森」にある宮三角點（点）探索だ。分岐1まで車で行けると判断したが、これが甘かった。林道は細く軽四がやっと、おまけに倒壊寸前の樹木がはみ出しやっとの思いで分岐1の路肩に着いた。分岐1から道標に従い展望台へ草が生い茂った遊歩道を進む、道標の下には界八と判読出来る宮標石を発見。ピークには展望台の東屋と四等三角点６８．６ｍ、宮三角點があった。このピークは黒山と呼ばれている。これより南に最近新設された遊歩道があり、下って行くとやがて愛知用水が見えて来た。四等三角点は測量の基準として使用されていますが、これより古く宮三角點は明治初期に埋設され宮標石とセットで一般的には江戸時代から御林の境界杭としての役割であった。水野屋敷と関連があると思われますね。これら文化的遺産として御料局三角點もあります。詳しくはHoldenさんの宮標石倶楽部を御覧下さい。この「美浜町民の森」駐車場は南側にありました。

赤線は往路、帰路を示します。

２００７．０７．２１（土）