藤原岳ハイク(三重県藤原町)
(西藤原駅、聖宝寺登山口、林道、長命水、フクジュウソウ自生地)
(八合目、雪道、藤原山荘、藤原岳1140m、藤原山荘、雪道)
(八合目、大具戸登山道、厄除之神、藤原岳駐車場)
近鉄名古屋駅、7時31分発にて、近鉄富田駅まで行き、黄色の可愛い電車の三岐鉄道に乗換え、西藤原駅に9時13分に到着。無事メンバー3名と合流。今日の天気予報は午後から悪くなるとの予報である、山頂までは少なくとも、もってほしい。民家の間を抜け、駅から直ぐの「大具戸(表道)コース)」はやり過ごし「聖宝寺(裏道)コース」へ向かう。この山麓は東海自然歩道でもあるので、やたら道標が目立つ。いきなりの階段を登ると、ニジマスの養殖池があり、驚く、道標に従い、石積みの林道を進むと右手に鍾乳洞が現れる、時間が無いので先を急ぐ。林道が土砂崩れで山側に迂回すると、枯れ沢からカルシュウムが豊富な「長命水」がミニ滝のごとく涌き出ている、この先水場は無いらしい。ここからは急登の連続だが「マンサク」が咲き出し、暫し花に見取れる。三合目辺りでKENさんからの差入れのソーセージをかぶり付いて、小休止、この山は標高差1000m程なので、最初から飛ばし過ぎるとスタミナ切れになるのは必定。マイぺースで早くもメンバーの足を引っ張り始めた。六合目を過ぎると、なだらかになり、廻りに花々が目立つ、「セツブンソウ」「フクジュソウ」など名前を教わった。八合目で「大具戸コース」と合流、この広場でも休憩だ。この先から残雪と泥んこ道に変化しスローダウンが始まる。廻りは「フクジュソウ」だらけだが、そろそろ黄色の花に飽きて来た頃、九合目から石灰岩の採掘作業道が見え出し、何れか、この山も削り落される運命かと思うと寂しくなるのは私だけだろうか。最後の滑り易い道を喘ぎながら登ると、登山者で満員御礼の「藤原山荘」前広場に、昼過ぎに登頂成功だ。風が強いので、小屋の外で風を避け昼食を取り、展望台の1140mピークに向かう。一旦下り熊笹を扱ぐと一面銀世界の真冬に突入、時たま、ズボット膝まで雪の中に足を取られ、小屋から20分ぐらいで360度の銀世界が広がる。風が強く霧や雲を飛ばしてくれたので眺めは最高だ。余り楽しむ暇も無くポツポツして来たので、急いで下山開始。八合目まではピストンで戻り、「大具戸コース」で下る。こちらの道は人工林の中をなだらかな遊歩道が続き、順調に高度が下がって行く。二合目の石仏様の辺りから、石がむきだしの道に変化して歩き難い。こちらの登山口上部も復旧工事中で迂回路を行くと神社の境内に飛び出し、山道は終了だ。まだ15時半だったので、近くにあるログハウスの喫茶店で休憩を済ませると、本格的な雨になりつつあった。藤原岳駐車場前でKENさんと分れ、この駐車場は広く、4台の観光バスが止っていました。ここから、よし庵さんの車で近鉄四日市駅まで送って頂き、20時前に無事帰宅出来ました。あと鈴鹿の山、6座を登ろっと。 赤線は往路、青線は帰路を示します。 2002.03.21(祝) |
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである (承認番号 平15総使、第423号) |
三岐鉄道の黄色電車 | 西藤原駅 | 民家の間を抜ける |
聖宝寺登山口 | ニジマス養殖池あり | 林道を進む |
鍾乳洞出現 | 沢を登る | 長命水 |
ミニ滝状の水場 | 急登のヤリだ | マンサクが綺麗 |
六合目はなだらか | フクジュソウが可愛い | 八合目の広場 |
大具戸コースと合流 | 残雪が目立つ | やっと九合目だ |
石灰岩採掘作業道 | 泥混じりの雪道を行く | 喘ぎながら藤原山荘へ着く |
前方は藤原岳展望台 | 泥だらけの熊笹を扱ぐ | 膝まである残雪を進む |
藤原岳1140m山頂 | 大具戸コースはなだらか | やっとニ合目まで下る |
石仏様が鎮座 | 砂防ダムで自然を破壊? | 厄除之神境内へ下る |
大具戸登山口迂回路 | ログハウスの喫茶店 | 大具戸登山口 |
霧中の藤原岳前尾根 | 藤原岳駐車場 |
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