伊勢市の島路山、京路山ハイク(三重県伊勢市)

島路山と天の岩戸観光

(志摩路トンネル口、林道、逢坂峠口、島路山林道?、逢坂峠)

(林道その2、島路山登山口、神宮宮域杭尾根、尾根分岐)

(島路山、尾根分岐、神宮宮域杭尾根、島路山林道無理やり下山)

(伐採植林帯強行下山、沢下り、志摩路トンネル口)

(天の岩戸駐車場、天の岩戸、風穴)

京路山と五十鈴川の名所?

(剣峠、京路山登山口、神宮宮域杭尾根、京路山往復)

(五十鈴川の飛び石、内宮茶店)

近鉄五十鈴川駅に9時過ぎに降り立った。去る1月に訪れてから今年2度目の伊勢市だ。今回は伊勢市と磯部町との境にある志摩路トンネル近くにある三角点ハントと鍾乳洞探検ツアー募集に乗っかりました。事前に電車到着予定を連絡しておいたので、よし庵さんとK氏のお出迎えを受け、ツアーカーにて内宮駐車場に向かい。4名合流して志摩路トンネルに出発。10時前にトンネル横の林道口から、現地ガイドさんの引率でハイク開始。この三角点ハントは国地理さんのHPを参考にと調べた所、三角点へのアクセスガイド「点の記」の資料が無い。地形図から峠まで登山道が記載あり、そこより多分あると思われる尾根道を行くしかないとカンを付けていた。でもガイドさんは峠より地形図に記載がない林道を西に進み、適当に尾根に登ればいいだろうと言う。暫く進んでも、尾根への道も分らず、高度も下がり出した。闇雲に尾根に上手く登れても、帰路に迷う事必定、K氏も同意見らしく、逢坂峠まで戻り、登山口を探すが発見出来ず、尚進むと峠から南下している筈がコンパスは西向けに変わり、水平な道で南側が谷になってきた。どうも違う林道に迷い込んだらしい、再度引き返し、峠付近の西尾根を探索開始、やっとそれらしいテープを見付け、一安心。時間は小1時間過ぎてしまっていた。登山口は分り難かったが尾根道に入ると、神宮宮域杭のおかげで楽珍だ。途中に猿が食べた跡らしいクリの皮が岩のテーブルに並べてあった。コンパスを頼りに尾根の分岐を北に向かうとピークに伊勢登山会の山名板、島路山と三等三角点367.7mが鎮座、30分程歩いて到着した静かな山頂である。ガイドさんは尚、先に向かい石灰岩の塊から谷へ下り鍾乳洞を探索すると言う。お任せして暫しの休憩モードに入った、10分ぐらい経ったであろうか、肩を落として残念そうに戻られた。どうも30数年の記憶が頼りなので、自信が無いとの事。結局下山を始め尾根分岐を越え、残す所3分の1の地点で林道へ下れるだろうと思う場所を発見、斜度30度ぐらいの崖を下ると言うか滑り落ちる。上手く林道に出くわしやれやれ、時間もお昼だったので誰も通らない林道で昼食。休憩後ガイドさんが谷方向に作業道を見付けここを強行下ると宣言、後に続くと伐採植林帯で足に枝が絡み付き行く手を阻む、沢まで無理やり降りても洞窟とは遭遇なし、そのまま沢沿いに進んだら、なんと志摩路トンネルに、あっけなく着いてしまった。よかったよかった。まだ13時なので、天の岩戸観光ツアーに変更してトンネルを南下、磯部町を通過、神路湖手前から湖沿いを西に車を進めドン突きの駐車場から、遊歩道を歩くと、みそぎ滝の奥の「天の岩戸」に到着。案内板には、「古事記」の中に出てくる有名な神話、天照大神(あまてらすおおみかみ)が須佐之男尊(すさのおのみこと)の悪事を戒める為、岩戸の中に隠れてしまわれたという伝説にちなんだ洞穴がここの天の岩戸といわれていますと書かれてありました。この洞窟は「名水・恵利原の水穴」でもあり、炭酸を含んだ水を、ポリタンクに詰める方もおられました。なお山側に300m程進むと「風穴」があると案内板あり、階段を登り、逢坂峠への分岐を分け進むと、ありました。風穴に首を突っ込みましたが、鈍感なのか空気の流れは感じませんでしたけど。次ぎはK氏の案内で伊勢市と南勢町にまたがる二等三角点GETに出掛ける。神路湖の綺麗な眺めの磯部町から五ヶ所湾の海沿いの南勢町を抜け県道12号を北上、ピラミダルな五ヶ所富士を眺め、九十九折りの頂点、剣峠に到着。ここへの峠道は狭く、明治23年に伊勢への近道としてできた、五ヶ所街道、伊勢神宮に参る信仰の道との事、今では西側のサニーロードなどにバトンを渡している。この峠から東方向への急坂をよじ登り1Kmぐらいの尾根道を進むと、北西方向を除く素晴らしい展望が広がる崖の小広場に飛び出し、のんびり昼寝をしたい気持ちにかられる。この山頂は414.8m京路山とK氏の説明を受ける。デカイ岩に登ると東の的矢湾方向にパルケ・エスパーニャを確認出来た。南の五ヶ所湾方面の眺めも格別である。ゆっくりしたいが、そのままピストンして戻る。峠より北へ走ると高麗広の部落を通過し、内宮手前の五十鈴川に飛び石が置かれた隠れた見所も観光、先を急ぐと内宮駐車場の中に入り込んだ。まだ5時前だったので、茶店で休憩し、五十鈴川駅まで送って頂きました、どうもありがとうございました。帰宅は8時過ぎであった。伊勢市内は神宮のおかげで開発を免れた名山の宝庫である。又機会があれば訪れたい所である。

赤線は往路、青線は帰路を示します。

ピンクは林道探索経路

2002.03.10(日)

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである (承認番号 平15総使、第423号)
志摩路トンネル 島路山林道? 神宮宮域石柱
島路山登山口 尾根道には神宮宮域杭あり 神宮境界杭が至る所にあり
クリの皮、猿の仕業か? 静かな山頂 伊勢登山会の山名板
三等三角点367.7m 島路林道へ無理やり下山 伐採中植林帯を下る
藪扱ぎ名手? あっと言う間に下山 天の岩戸遊歩道
みそぎ滝 天の岩戸 名水・恵利原の水穴
案外狭い岩戸 岩戸から風穴も寄る 逢坂峠への分岐
階段の行き止りにあり 風穴の内部 五ヶ所富士
剣峠 歌碑 峠の切り通しへ進む
急登な市境を登る 神宮宮域杭の尾根道 北側に伊勢の山々が見える
ニ等三角点414.8m 京路山の岩場 パルケ・エスパーニャ
五ヶ所湾方面の眺め 五十鈴川の飛び石 お馴染み内宮の茶店で

 

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